〜風になる〜

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私とバイクとの出会い

 一部のマニアの間で富士通のFM-8やSHARPのポケットコンピュータなるものが流行っていた時代である(こんなことをいっていると、歳がばれるのだが・・・)。私がこんなもの?に熱中していた頃、高校の友人等は皆原付の免許やら中型の免許やらを取り、殆どがバイクを所有していた。学校側もバイクに関しては何の規制もなく、通学も自由(今は知らない)。
 しかし、私は(機械科を専攻していたのにも拘わらず)機械には無頓着で、やはりバイクにも何の興味もなかった。ところが、ひょんなことから友人の原付(確かSUZUKIのGN50E)に跨る機会があって、いざ発進という時に、いきなりウイリーして、危うくひっくり返すところだった、ということがあった。(アクセルを思い切り開けて、クラッチを一気に繋いだ、無意識に。)
 こんなこともあって、バイクは俺とは無縁だ、もう二度と乗ることはないだろう、別に誓ったわけではないが、この時には感覚的にそう思っていたような気がする。

中型二輪免許への路

 それでも一応は、YAMAHAパッソルで学校へ通おうと原付免許、暫くしてお約束のように普免をとった。
 変速機付バイクには相変わらず興味が沸かなかったのだが、ある日、本屋である雑誌の表紙が目に止まった。山を背景に手前に向かって走ってくるバイク(TZRかFZRだった)の写真がそこにはあった(多分ROAD RIDER誌)。当時から、写真が趣味の私にはその絵(写真)がなんとも言えず美しく見えた。(バイクの格好良さというよりは、バイクがある風景に感動した。)

 そして就職して多少落ち着いてきた頃、休日も暇なので何か新しいことに挑戦したい気持ちが出てきて、思いついたのが、バイクのある風景==>免許取得であった。
 今は結構当たり前だが、当時近所には土日もやっている自動車学校はあまりなく、遠くまで通うはめになった。自校へ行くためだけにメットやグローブを揃え、気合を入れたこともあって?自分としてはすんなりとれた感じ。
 初めて自分の運転でバイクを発進させたときのあの感動は忘れない。

免許はあれどバイクなし

 自二の免許は取得したが、バイクを所有するところまでは及ばず結局のところ暇つぶしであった。しかし、今免許をとっておけば、いつでも(バイクが欲しくなったら)乗れるのでまあいいやという気持ちでいた。バイクよりは車と××ナの方が余程興味があった、のか。

結婚して、ついにバイク買う

 自二の免許取得から10余年たって、某国道脇にあるレ○○○○ンなるバイク屋に何の気なしによったところ、ぴかぴかのCBR400RRが置いてあった。気になりだすともう止まらないのは私の悪癖。絶対買う(と決心)。
 ところが、結婚を目前に控えて普通はこんなの言語道断である筈であるが、CBRが気になるのである。結局、親戚,友人を連れていった海外挙式の旅行中に新妻に打ち明けた。(といっても相談ではなく、殆ど買うからね、という宣言であったが。)
 旅行から帰ってまもなく、CBRを注文。あーあ、ついに買っちまった。
この衝動買いが、実は今年の5月である。

これがバイクか

 以前に乗ったのが、10年以上も前の自校じゃ、とてもすいすい走れる筈もなく、納車も5千円もかけて店の人に新居まで運んでもらった。店の人が帰ったあと、バイクに跨り動かしてみるのだが、あれっクラッチどっち側だっけ?おやっ曲がれない、止まれない。これって恐ろしい乗り物、とんでもないもの買っちまった!どうしよう、っと思っても後のまつりだったのは言うまでもない。

初ツーリング

 はじめは自宅の周りの路をぐるぐる回った。何とか曲がれるようにはなったが、上手く止まれない。ブレーキを利かせた後どうしていいのか、考えないとわからないんである。
 そんな状態であったのだが、会社の同僚が早速出かけようというので、誘いにのってしまった。初ツーリングは往復100キロ位の路で、温泉を目指した。ところが、生憎の天気で目的地に着いたら雨。帰路は泣けた。濡れた側溝の蓋でコケそうになったが、なんとかこらえた。
 カッパなどなくびしょ濡れになったが、何とか帰った。(妻がすぐ風呂を沸かしてくれた。)

バイクって本当に面白い

 まじめにもう返そうかなんて考えていたが、人間って不思議な生き物である。乗る度に何だか乗れるようになってくるのである。
 それからというもの、妻の顔色を伺ってはバイクで出かけている。バイクって風になれるなんて評価する人がいるが、何だか最近肯ける。今までは雨中のバイク野郎は可愛そうなんて思っていたが、結構本人は楽しかったりするんだ、などと思ったりしている。

道楽

 バイクに興味がない人にとってのバイクは、不経済で(荷物も人も乗れない)、危険で、おまけに反社会的な雰囲気で(集団でいるだけで、暴走族のような目でみられたり)、維持費もそれなりにかかるし、全くいい印象がない。一般的には認められにくい乗り物(趣味)である。少なくとも、バイクに乗ったことがないと、良さはわからないだろう。
 ちなみに私の妻は専らチャリなので、やはりめの仇にされる。(折角の)休日に散歩がてらバイクで出かけるだけで、言い顔しない。・・・が、それでも天気がいい日は、(私の乗りたいという気持ちがわかるようで)気を利かせてくれる。とりあえず、感謝したい。

欲はまだ続く

 欲というものは恐ろしい。400ccのバイクもまあまあ乗れるようになると、小さく感じてしまう。最近はビッグバイク流行りだし、レプリカだったら軽くて自分にも乗れそうだと勝手におもう。おまけに大型も教習所でとれるようになったし。
 しかし、一番の難関は時間でも資金でもない、やはり妻の説得なのである。悲しいかな、今年は多分進展がないだろう。
 FireBlade(CBR900RR)の新車が欲しい。(その前に免許)

欲はまだ続く(その2)

 バイク誌によると、CBR600Fが新しくなるようだ。FireBladeもいいのだが、これは斬新なデザインである。今度はこっちに気持ちがぐらつきはじめた。実はもう海外では売ってたりして。

2ストかぶれ

 私の悪癖の話ばかりしていても仕方がないので、たまには違う話題。
 CBRはもちろん2ストではないのだが、これから益々規制の色が濃くなる2スト。うるさい、くさい、燃費悪い、で環境問題からの視点ではいいことないが、人気はとどまるところをしらない。
私の会社の同僚もこんな2ストかぶれのひとりである。


欲はまだ続く(その3)

 なんと、ノーマルで300Km/hを超えるバイクが出た。SUZUKIの隼(GSX1300R)である。最初雑誌で見たときは、変な形だし、軽のスズキだし、と思っていたが、各誌のインプレでどれも高い評価。しかも、実車は紙面よりカッコ良く小さいという。いっきに気に入ってしまった。よおし、もう大型二輪の免許を取るっきゃない。

大型二輪免許への路

 大型二輪免許も金さえあれば指定教習所で取得できるようになったので、取る気になった。一発試験しかなければ、おそらく断念していただろう。そんなわけで3月の終わりにとある自動車学校に入校したのであった。(ただ、会社があるのでいつ免許が交付されるか検討もつかない。まあ、早くて5月だな。)

おお、HAYABUSA

 これまで雑誌でしか見たことがなかった「隼」が自動車学校に通う途中のレッドXXンに展示されていた。色は茶/銀(イメージカラー)であったが、実車は想像よりも小さくかっこいい。一目で気に入ってしまった。妻の説得を開始。

HAYABUSA注文!

 いつしかその「隼」はだれか買い手がついたのか、もうなかった。しかし、5/1の教習に行く途中によったレッドXXンに、なんとお気に入りの黒/灰「隼」があるではないか。わーっ欲しい!。
2ストかぶれ」の会社の同僚が、2ストを裏切り、私と同様まだ免許もないのにDUCATI900SSを注文。こんなことも背景にあって、いつしか契約していた。納車は5中。免許が取れそうなのがその辺りなので、納車を免許交付にあわせてもらうことにした。

CBR400RRの運命

 CBR400RRは気にいっていたバイクではあったが2台を維持する経済力もなく、「隼」の下取りになる運命。しかし、査定があまりにも低かったのでちょっと困惑していたのである。そして、92年モデルとはいえ殆ど新車に近く(タイヤも買ったばかり)、個人売買でもしたほうがお互いのためかなと思っていたところ、「2ストかぶれ」が会社の同僚をバイクの路にそそのかし、そいつがCBRを是非譲って欲しいということになった。見ず知らずの人の手に渡るよりは、知人に乗ってもらっていた方がなんだかう
れしい。しかし、そいつは2輪の免許がない。早く取ってください。

大自二免許取得

 4月の初めから通い出した自動車学校であったが、自分が下手なのと、学校が厳しいのと、たまにしか行けないということもあり(夜間コースは混雑していて駄目。土日と年休、半休を使う)、思いのほか大変だった。GWは完璧に学校は休み、日曜日も実際乗れたのは1日だけ、(ここだけかもしれないが)もう少し、利用者のことを考えたスケジュールになっていて欲しいものだ。結局、卒業検定は5月13日になり(何とか一回で合格!)、1ヶ月半もかかってしまった。ある意味では予定通りだったのかもしれないが、その間教習中の悪路走行で、ぎっくり腰をやり整体にまで行った。これは予定にはなかった。
 しかし、いろいろ文句はいっても「大自二」である。誇り高き贅沢免許が我のものになった。一年前までには考えもしなかったことだ。しかも、世界最高速バイクにまで乗ろうなんて。
 その世界最高速バイクは現在のところ陸運局で審査中(約2週間かかる)ということで、納車は月末になるらしい。ううむ。


良くできた妻

 手前味噌ですが、ここで家内がこのHPをいつか読むことを考慮して(?)ちょっと誉めておきましょう。(何故かデスマス調)
 私の家内は私と一回り離れています。つまり、12才年下。よく私は会社等で犯罪者扱いにされますが、慣れました。来月初めての子どもが生まれる予定で、家内は会社勤めを止め、今はアパートに居ます。もっと働きたかったようですが仕方ありません。
 来月からは何かと出費がかさむ上、共働きでなくなったので収入も確実に減ります。こんな中、ふつうの家庭だったら数百万円もする娯楽道具が欲しいなんて、受け入れてもらえる筈もないのですが、私の家内は違いました。
 大自二免許取得、HAYABUSA 本当にありがとう。
# これからぶくぶく太り、60までにあの世に行って、保険金で楽ができるようにするので許してね。 (^o^)


やって来たHAYABUSA

 5月22日に間に合えばいいなあ、と思っていたHAYABUSAがぎりぎり間に合った。私をバイクの路に導いてくれたCBR400RRを同僚宅に届け、その足で車両を取りに行く。ちょうど洗車が終わったところだった。一通りの説明を受け引渡し。ううむ、デカイ、本当に私に乗れるのだろうか、という不安。クラスの中では小さいといわれていても、1300ccである、そうはいってもそれなりの迫力がある。いきなりコケルといけないので、道路まで車両を出してもらい、乗車。やはり両足のつま先が地面に届く程度。不安は隠せない。それでも、発進!
 そして
HAYABUSAとの付き合いが始まった。

<今のところ気に入っている所>
・なんといっても目立つ。いつでも誰かの視線を浴びている(ようだ)。この優越感がたまらない。それとエッチっぽいデザイン。
・言うまでもないが速い(まだ慣らしだけど)。ひたすら遠くまで行けそう。
・エンジンと排気サウンドがたまらない。図太くてボイラーを抱いて走っているような?感じ。エンブレ時のヒュウヒュウ音はメカっぼくていい。
・キーON時のイニシャライズ効果はニクイ演出。350Kmまであるスピードメータ。
<気になる所>
・クラッチが柔らかいのはいいが、1速の繋がり部分がちと遠い。
・荷物が殆ど何も入らない。(一部のバイクを除いて世の中のバイクに共通していえることだが。)
・EFIなのにチョークレバーがある。なぞだ。
・ガソリンが少ないとアクセル調節が結構シビアになる。(調整が悪い?)

 この土日で250Kmほど走ったが、だいぶ慣れた。175psもじゃじゃ馬じゃなくうまく調教されている。(すっとんでいく心配がない。)細かい部分の不満はあるが、素晴らしいの一言。果たしてこいつを追い抜くニューモデルが出るだろうか?